人見はる菜です。
こんな人でした。

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↑みゆ紀さん作の社員証。
どこで出ていたかわかったあなたはすごい。
そしてちゃんと一人一人の
似顔絵になってるのもすごい。
前記事(けっちゃんさん)でも紹介されてますが、
小道具のリアリティ半端ない。

無事に五日間7ステージが終了しました。
ご来場くださいました皆さま、
支えてくださった皆さま、
キャスト・スタッフの皆さま、
あと日々至る所で行き倒れる私を
夜中に蹴り飛ばしてくれた家族。
(おかげで風邪引くのを免れました)
本当にありがとうございました。

初日は、最初のシーンが終わって
はけたらまさかの震えるという
衝撃的な現象が起こりましたが。
(何年やってるのか)
観に来た教え子たちには
「コーチがぶっ飛んでた( ˙-˙ )」
と言われましたが。
(いや君らも相当…と言いかけてやめました)
土曜だけの作品は、ぶっちゃけた話
「いや正気かよ…」と一瞬思いましたが
(その割に褒められ率がめちゃめちゃ高かった謎)
お稽古も本番も、宮元ワールドに
浸かりきってとってもとっても
楽しく過ごすことができました。

顔合わせからの約二ヶ月、
気がつけば私より若い世代がたくさんいて、
月日の流れを実感するとともに、
かと言って先輩方のようにはできない現実に、
私はこの月日を
どれだけきちんと重ねてこれたかと、
自分に問う日々でありました。
どう考えても見えないであろうところまで、
例え残された時間が僅かであっても
絶対に手を抜かずに創り込むスタンスに、
細部に神が宿るとはまさにこのことだと
感嘆の声をあげた日々でもありました。
音楽や明かりが生き生きと、
でも絶妙なバランスで
ちゃんと演じて、生きていることに、
驚きと尊敬が止まらなかった日々でもありました。
そして、誰かの人生を演じることは、
徹底的な自己理解と他者理解なのだと、
身をもって感じ、
それをし続けた日々でもありました。
お客様の前に立ち、そこで生き抜くことは、
とんでもなく恐ろしくそして面白いことだと、
改めて気づくと同時に、
普段私は多感な時期の子どもたちに
なんてことさせてんのかと、
衝撃を受けた五日間でもありました。

それでも、『エキストラ!!』という、
エキストラを主役にした舞台で、
エキストラを含めて10役。
いっぺんに10人の人生を経験できたことは、
とても幸せなことでした。
四年半振りの板の上は、
相変わらずキラキラとした虹がかかっていて、
改めて、役者って面白いなあと
心の底から思った五日間でした。
生きていることを日々実感した二ヶ月間でした。

皆さま、本当にありがとうございました。
またどこかで◎

人見はる菜でした。

半熟玉子!(千穐楽翌日に気づいた)

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<次回の目標>
この作品の登場人物が一体何人だったのかを数える。もちろんエキストラを含めて。